・ニューボーンフォトはセルフでも撮れるのかどうか知りたい ・ニューボーンフォトをどうやって撮ればいいのか分からない ・撮影のコツや注意すべき事などあれば知りたい |
こんにちは、フォトグラファーの冨尾です。
最近、流行りのニューボーンフォト。
あなたは、SNSでニューボーンフォトを知ったけど、どうやって撮影すればいいのか分からずに困っていませんか?
ニューボーンフォトは、セルフでも撮影可能です。
※プロのフォトグラファーが撮るような写真は、セルフでは難しい場合もあります。
ただし、身体が柔らかく、首も座っていない新生児(生後28日未満)は、細心の注意を払って撮影する必要があります。
そこで今回は、ニューボーンフォトをセルフでも安全に撮りたい方に向けて、「撮影の注意点」や「撮影のコツ(ポイント)」をご紹介していきます。
※実際に、セルフでニューボーンフォトを撮った方の口コミ(感想)もご紹介します。
「ニューボーンフォトを自分(セルフ)で撮影する?」それとも「プロのフォトグラファーに依頼しようかな、、?」と迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
ニューボーンフォトとは
ニューボーンフォトとは、新生児(28日未満)の期間に撮影する写真のことです。生後3週間以内に撮るのが、ベストタイミングだと言われています。
ニューボーンフォトの発祥地である欧米では、赤ちゃんが無事に生まれたことを親せきや友人に報告するために、写真付きのハガキを贈る習慣があります。
日本では、2015年頃にSNSで注目を浴びるようになり、ニューボーンフォト専門のスタジオも増えてきました。
※記事リンク:ニューボーンフォトとは
ニューボーンフォトをセルフで撮る際の注意点3つ
ニューボーンフォトをセルフで撮ることは可能ですが、何よりも赤ちゃんの安全面に注意する必要があります。
ここでは、セルフで撮る際の注意点を3つ解説します。
赤ちゃんの体調を第一に考える
ニューボーンフォトを撮る際は、赤ちゃんの体調を第一に考えましょう。
生まれて間もない赤ちゃんは、首が座っておらず、体調が不安定になりやすくて繊細です。
「小さいうちに記念写真を撮りたい」と準備を進めていたお母さんやお父さんのお気持ちもあると思いますが、体調がよくないと赤ちゃんが思わぬ行動をして、ケガに繋がる可能性があります。
赤ちゃんのご機嫌が斜めの場合は無理をせず、特に体調を第一に考えて中断する勇気も持ちましょう。
撮影場所(撮影環境)に気を付ける
ニューボーンフォトをセルフで撮る際は、撮影場所が安全な環境になるように、しっかり準備しておきましょう。
着替えや小物などをセットし、赤ちゃんの体調やご機嫌も気にしながら撮影するのは、意外に大変です。
※物が落下してきそうな場所や、鋭利なモノが近くにある環境での撮影はやめましょう。
慣れたご自宅やご実家で撮影する場合でも、赤ちゃんにとって危険なモノはたくさんあります。
セルフで撮る場合は、赤ちゃんや周り(撮影環境)に注意が払えるように、最低でも2人以上で撮るのがおすすめです。
また、室温は暖かめにしておくとよいでしょう。
赤ちゃんを無理な体勢にしない(危険なポーズ)
ニューボーンフォトをセルフで撮る際は、プロのフォトグラファーが撮るようなポージングはさせないようにしてください。
SNSでよく見かける、赤ちゃんが頬杖をついて眠っているポーズは、合成写真です。 |
また、頬杖ポーズに限らず、うつ伏せポーズやおくるみの巻き方なども、ニューボーンフォト専門のフォトグラファーが学んだ上で行っている特別なものとなります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、首が座っておらず、まだまだ身体全体が未発達です。無理なポーズ(姿勢)をして撮影すると、非常に危険です。
新生児は非常にデリケートな時期なので、無理のないポーズ(体勢)で撮影するようにしましょう。
ニューボーンフォトをセルフで撮る方法は?(ポイントを解説)
ここでは、ニューボーンフォトをセルフで撮る際のポイントや、おすすめの赤ちゃんのポーズと衣装などをご紹介します。
撮り方のポイント
ニューボーンフォトをセルフで撮る際のポイントは、5つあります。
- 生活感をなくす
- 天気が良い日に撮る
- レフ板を使って光を当てる
- 照明やフラッシュは使用しない
- 連写モードを使用する
おしゃれな仕上がりにするためには、生活感が出る家電や家具などが写り込まないようにしましょう。
きれいに写真を撮るコツは、部屋の照明やフラッシュは使用せず、太陽の光を使って撮影することです。
部屋の照明をつけると、その色と太陽の光が混ざってしまい、肌の色がきれいに映らなくなってしまいます。また、フラッシュを使うと(特に日中)不自然な明るさになってしまいまうため、太陽の光を利用しましょう。
ただし、直射日光が当たると赤ちゃんが眩しくなってしまうので、窓のレースカーテンを閉めた状態にすると、ちょうど良い光になります。
また、よりプロっぽい写真にするためには、レフ板を使用するのがおすすめです。光が入ってくる窓際に赤ちゃんを寝かせて、窓・赤ちゃん・レフ板となるように、窓の反対側にレフ板を置いてください。
レフ板は、置く向きや角度を変えることで、光を調整できます。影ができにくくなるため、赤ちゃんのお顔を明るく撮影できますよ。
レフ板は、白Tシャツや100均で購入できる白のカラーボードでも代用できます。
連写モードも有効です。可愛い新生児微笑(眠っているときに一瞬見せる笑顔)を撮るためにも、連写モードを使用して赤ちゃんの表情をたくさん撮りましょう!
赤ちゃんのポーズ
ニューボーンフォトをセルフで撮る際におすすめのポーズは、以下のとおりです。
- 仰向けでばんざいしているポーズ
- 手や足のアップ写真
仰向けでばんざいして寝ているポーズは、無防備で可愛らしいショットです。布やクッションにそっと寝かせて撮れるため、赤ちゃんに負担が少ないポーズです。
また、手や足だけのアップ写真は、新生児の尊さを感じられます。お母さんやお父さんの手を添えると、家族の記念写真にもなりますよ。
セルフだと、赤ちゃんとご家族のお顔を入れた写真を撮るのは大変ですが、手だけであればスムーズに撮れます。
赤ちゃんの衣装や小物類(準備)
ニューボーンフォトをセルフで撮影する際のおすすめ衣装をご紹介します。
- 裸
- おむつ1枚
- ニューボーンフォト用の衣装
新生児期にしか残せない、生まれたての様子を演出するなら、裸かおむつ1枚がおすすめです。
おむつ1枚で、布を上からお布団のようにかけるだけでも可愛いですよ。
また、ニューボーン用の衣装を購入して着せて寝かせて撮るだけでも可愛いです。
小物類は、自宅にあるモノでおしゃれな雰囲気を演出できます。
- 床に敷く布(無地の布・ファー・ふわふわのマットなど)
- クッション
赤ちゃんを床に寝かせて撮るときは、無地の布・ふわふわのマットなどを敷きましょう。
布やマットを敷くと、おしゃれの演出だけでなく、赤ちゃんの身体の負担が緩和できます。
また、クッションの活用もおすすめです。
セルフでニューボーンフォトを撮った方の口コミ(感想)
使用する布や小物は、工夫すれば安く抑えられますね!
2人体制の撮影でも、大変だったことが分かる感想ですね。
まとめ
ニューボーンフォトをセルフで撮る際は、赤ちゃんの体調を第一に考えて撮影することが大切だとお伝えしました。
【注意点】赤ちゃんに危険が及ばないようにする
【セルフ撮影のポイント】自然光で撮り、連写モードでベストショットを逃さない
慣れていない方がニューボーンフォトを撮る場合は、少なくとも2人以上で撮影しましょう。
より安全に、よりクオリティ高くニューボーンフォトを残したい方は、プロのフォトグラファーへの依頼もご検討いただけますと幸いです。
(リンク:ニューボーンフォト 出張撮影)